CLEANING METHOD洗浄技術

従来の薬品・高圧洗浄に加え、
安全で環境に優しい
ドライアイス洗浄を導入
メンテックワールドでは、従来の薬品や高圧洗浄に加え、環境に優しく安全なドライアイス洗浄を導入しています。
設備や治具に応じた最適な洗浄方法を選択することで、工場設備の寿命を延ばし、稼働効率を向上させるとともに、メンテナンスコストの削減にも貢献します。
薬品、高圧・超高圧洗浄 適切な化学薬品と水の力で汚れを剥離
- BEFORE
- AFTER

ドライアイス洗浄 ドライアイスを利用して汚れを剥離

水や化学薬品を使用せず、ドライアイスを活用した安全で環境に優しい洗浄システムです。
ドライアイスの粒子を吹き付ける衝撃力・急激な温度変化・昇華時の容積膨張という3つの作用を組み合わせることで、汚れを効果的に除去。水や薬品を使わないため、設備や治具へのダメージを最小限に抑えながら、環境負荷の低減にも貢献します。
メンテックワールドでは、自社生産のドライアイスペレットを使用し、より効率的な洗浄を実現しています。
ドライアイスペレットとは- 設備へのダメージ
- 処理水の問題
- ランニングコストが高い
- 薬品による金属腐食
- 環境への悪影響
- 作業者の健康リスク
ドライアイス洗浄のメリット
圧倒的な洗浄力
ドライアイスの性質を利用した高い剥離能力
設備を傷つけない
研磨しないので、洗浄対象物にキズがつかない最適な洗浄
後処理が簡単
ドライアイスは気化してなくなるので処理をするのは汚れのみ
環境にやさしい
ドライアイスの性質を利用した高い剥離能力
所要時間の短縮
設備機器の分解がほとんど必要なくなるので日数や時間が短縮
コスト削減
長時間の労力、あきらめて交換していた部品等がキレイになる
DRY ICE BRASTドライアイスブラストとは
(ドライアイス洗浄機)
ショットドライ方式で
頑固な付着物を快適に除去
ドライアイスの粒子を吹き付ける衝撃力(ショットドライ)と、ショットドライにより生じる急激な温度差と爆発的な昇華作用を利用した、安全で環境にも優しい高性能クリーニングシステムです。
従来の洗浄方式(吹き付け、溶剤洗浄等)で問題となっていたショット材による各種金型の摩耗や、有機溶剤による腐食が全くありません。

ショットドライの仕組み ー3つのチカラで汚れを剥離ー
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衝撃力によるはく離 圧縮エアにより噴出したドライアイスが付着物に衝突するエネルギーで剥離。
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急激な温度差で剥離力向上ドライアイスを噴出することで対象物は急激に冷却。急激な温度変化は付着物を剥離させる効果を高めます。
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昇華作用による剥離範囲拡大ドライアイスは気体へと昇華。付着物の隙間に入り込んだドライアイスの膨張により剥離します。

- 必要エア
- 4.8~8.6kg/cm2 (0.49~0.88 MPa)
- ドライアイス
消費量 - 0.4~8.6kg/min
- 必要エア流量
- 3.0~7.0㎥/min
- 吐出圧力
- 2.8~8.6kg/c㎡(0.29~0.88 MPa)
- 寸法
- 360×430×1160
- 動力源
- エアのみ
- 本体重量
- 63.5kg
コンパクト設計で効率化。
洗浄時間やコストも大幅削減
- コンパクト設計
従来機に比べて約1/3のコンパクトなボディを実現。重量も約1/3になりました。
洗浄場所に応じて、移動がスムーズなので作業効率が大幅に改善できます。 - ドライアイスの節約
ドライアイスブラストは、従来機に比べ、ドライアイスの使用量を約1/2にしても洗浄能力が変わりません。
従って、ランニングコストを約50%抑えることが可能です(当社比)。 - 洗浄時間の短縮
洗浄後、自然昇華(ガス化)するショットドライを利用した当システムは、従来方式に比べ、付着物の剥離・洗浄後に有機溶剤や砂等のショット材を回収する手間がかかりません。
従って、製造ライン中で清掃することが可能となるなど、作業時間が大幅に短縮できます。 - 人件費の削減
洗浄する金型や設備機械をラインから外したりする手間や、従来システム(サンドブラスト等)のように洗浄後ショット材を回収したり、有機溶剤を拭き取る手間がかかりませんから、洗浄作業の人件費を大幅に削減できます。
また、洗浄後の薬品、洗油残りといった2次汚染物が出にくく、有害物質のクリーニングにも効果的で、作業する人の健康も配慮しています。
ビフォーアフター例
ライン上での洗浄が可能 母材を痛めない 水の発生無し(=錆の防止)
- BEFORE
洗浄前
- AFTER
洗浄後
洗浄時間の短縮が可能 2次汚染物の発生なし 水の発生無し(=養生等が最小限)
- BEFORE
洗浄前
- AFTER
洗浄後